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最終更新日:2022年3月23日

さかさまつげ逆さまつげ

こちらの記事の監修医師
成増駅前かわい皮膚科
河合 徹 院長

概要

逆さまつげは内反症ともよばれる症状です。本来外側を向いているはずのまつげが、眼球に向かって生えていくことで、まつげが眼に触れてしまっている状態です。逆さまつげによって、角膜や結膜などの目の表面が傷ついてしまうという問題が生じます。逆さまつげには様々な種類があり、まつげの状態によって、眼瞼内反(がんけんないはん)、睫毛内反(しょうもうないはん)、睫毛乱生(しょうもうらんせい)に分類されます。生まれつき逆さまつげを持つ乳幼児の場合、本人に逆さまつげの自覚がないまま眼球に傷がついてしまう場合もあります。この場合、角膜の傷から細菌が入り込んで症状が悪化する可能性もありますので、眼にまつげが入っていないかを定期的に確認してあげることが重要です。

原因

逆さまつ毛は、まつげの生え方によって名前が異なります。まぶた自体が眼球のほうを向くことで、まつげも内側を向いてしまい、逆さまつげの症状が出現するタイプを眼瞼内反といいます。まぶた自体の向きは外向きでありながら、まぶたが大きくなることで、まつげが内側を向いてしまう状態を睫毛内反といいます。また、毛根周辺に生じた炎症など、何らかの原因によってまつげの生え方自体が不規則になり、まぶたの向きにかかわらず、まつげが不規則に内側などに向いてしまう状態を睫毛乱生といいます。逆さまつげが出現する頻度としては下まぶたが多いといわれていますが、上下ともに逆さまつげが生じる場合もあります。また、小児期には顔の筋肉量が少なく脂肪が多いため、まぶたがまつげを圧迫しやすくなり、逆さまつげができやすくなります。

症状

逆さまつげによって、まつげが目に入ってしまうため、角膜や結膜など目の表面を傷つけてしまいます。たとえ小さな傷であっても目の表面に傷ができることで、ゴロゴロする、痛み、かゆみ、目の充血、目やに、眼が涙でぼやけるなど、さまざまな症状が発現します。また、傷口から細菌が侵入することで、角膜に炎症が生じ、より激しい痛みやかゆみが出現するようになります。傷口を化膿させないように、できるだけ早く適切な処置を行う必要があります。乳幼児の場合には、まつげが非常に柔らかいこともあって、逆さまつげが出現しても痛みがないケースも多く、逆さまつげに気が付かないということもあります。しかし、自覚症状がなくても、逆さまつげによって角膜が徐々に傷ついてしまう可能性もあるため、両親が早く気づいてあげることが重要です。

検査・診断

逆さまつげを診断するためには、問診や視診を行い、直接的に病変部を確認する必要があります。また、眼球の傷や眼の機能異常を調べるために、視力検査や眼圧検査などの一般的な眼科検査が行われる場合もあります。

治療

逆さまつげの原因となっている「眼球にあたっているまつげ」を定期的に抜くことで、逆さまつげの症状を解消します。しかし、眼球とまつげが接着していることも多く、まつげを抜去するためには、定期的に眼科へ通院して処置を受ける必要があります。まつげを抜く際には強い痛みを伴うことも多く、特に子供の場合には、「痛くて我慢できない」という可能性もあります。そのため、特に症状がなければ、逆さまつげには触らず、角膜を保護するための点眼薬や抗菌作用をもつ点眼薬を併用するなど、保存的に様子を見ることもあります。症状によっては、まぶたを切開してまつげの向きを変えるなどの手術が行われることもあります。しかし、小児の場合は自然に症状が軽快することも多く、経過観察となることも少なくありません

予防/治療後の注意

逆さまつげの多くは特別な治療を必要とせず、時間経過とともに症状は改善していきます。しかし、一部は重症であったり、手術による治療が必要な場合もあります。また、逆さまつげが気になってしまい、自分で抜こうとして、逆に目を傷つけてしまったという人も少なくありません。毛抜きなどで眼球を強く傷つけてしまったという事例も存在するため、逆さまつげが気になるという人や、目に痛みなどの症状が発現しているという人は、早めに検査と治療を受けましょう。

こちらの記事の監修医師

成増駅前かわい皮膚科

河合 徹 院長

【経歴】
・台湾生まれ、東京都板橋区出身
・台湾大学医学部卒業
・日本国医師免許および台湾医師免許のダブルライセンス
・東京大学医学部皮膚科助教(2017年〜2019年)
・2020年 成増駅前かわい皮膚科開業

【資格】
皮膚科専門医・がん治療認定医・産業医

治療に適した診療科目

眼科

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