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心筋梗塞【イシャチョク】

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最終更新日:2021年10月5日

しんきんこうそく心筋梗塞

心筋梗塞

まとめ

心筋梗塞は日本人の死亡原因の上位を占める疾患で、突然死の原因になる深刻な症状が起こる。心筋梗塞の原因は、動脈硬化により心筋に血液と酸素を送る冠動脈が硬化し血液が送られず酸素不足により心筋が壊死を起こすことにより起こる。突然胸をえぐられるような強烈な痛みが20分以上継続するのが特徴である。一旦細胞が壊死すると元の状態に戻らないため、迅速かつ的確な処置が必要となる。治療には血栓溶解療法、経皮的冠動脈インターベーション、冠動脈バイパス手術などがある。

この病気の原因

心筋梗塞を発症するの主な原因は動脈硬化である。心臓に血液と酸素を送る冠動脈の壁にコレステロールなどの塊(プラーク)が付着して血管が狭くなり、弾性が低下しもろくなる。このプラークが突然破綻すると血栓ができ血管が詰まり心筋に血液が送られず、酸素不足により心筋が壊死を起こして心筋梗塞を発症する。動脈硬化では特に自覚症状がない。動脈硬化を進行させるリスク因子には、脂質異常症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病、加齢、喫煙、運動不足、ストレス、肥満がある。

主な症状

突然激しい胸痛を感じ、その痛みは「胸をえぐられる」「火箸で刺される」にたとえられるほどの苦痛である。血流の停止後約20分で心筋細胞の壊死が始まるが、血栓が大きいほど破壊される心筋細胞の範囲が拡大する。安静状態でも激しい胸痛が20分以上続く場合は、心筋梗塞の可能性が高い。発作から数時間後に痛みは治まるが、これは心筋細胞が壊死したことで痛みを感じなくなったことによる。そのまま放置すると呼吸困難、意識障害、血圧低下が起こり、死に至ることもある。

検査/診断の方法

心筋梗塞を疑う場合は心電図検査を行う。心筋梗塞の発症時には心電図で心筋梗塞特有の波形がみられる。血液検査では血中酵素を確認する。心筋梗塞の発症時には血中に正常状態ではみられない酸素「トロポニンT」が検出され、心筋梗塞の診断となる。心筋梗塞の原因となる動脈硬化の診断は、問診にて糖尿病、脂質異常、高血圧などの既往症の確認、食習慣、運動量、喫煙の有無などの確認を行う。また、血圧測定、血液検査による血中コレステロール・尿酸値の測定、尿検査、心電図検査などを行い、診断する。

主な治療方法

心筋梗塞は「発症後6時間以内の処置により生死が分かれる」といわれ、発症から6時間以内に停止した血流を再開できるかが重要である。初期対応には経皮的冠動脈インターベーションによる再灌流療法が行われることが多い。経皮的冠動脈インターベーションでは脚の付け根や腕などの血管にカテーテルを挿入し、狭窄した冠動脈の治療が行われる。血管の閉塞部が冠動脈の根元などにあるときは、冠動脈バイパス手術を行う。冠動脈バイパス手術は、閉塞した冠動脈の先にバイパスをつくり、心筋の血流不足を改善する緊急手術である。

治療後に注意すべき点/予防対策

心筋梗塞の予防には、その原因となる動脈硬化の予防が第一でなる。動脈硬化はさまざまな原因により進行するが、血中の脂質量に異常がみられる脂質異常症や糖尿病の予防が特に重要である。そのためには動物性脂肪の摂取を控え、カロリー摂取過剰を防ぎ、バランスの良い食事を摂ることが大切である。また、適度な運動、禁煙、ストレスをうまく発散させる生活習慣を送ることも重要である。

治療に適した診療科目

循環器内科

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