最終更新日:2021年6月8日
メンタルコントロールの極意とは。感情に振り回されない人になる方法
こちらの記事の監修医師
大澤 弘子

(画像=Vitalii Vodolazskyi/stock.adobe.com)仕事をしていると、イライラが顔に出たり、些細な失敗を引きずって集中力が落ち、もっと大きなミスをしてしまったりすることがありませんか。また、仕事以外でも、家族の一言にカチンときたり、「親が話しているんだから、こっち見ろっ!」と、スマホから顔を上げない子どもに叱ったりしていませんか。人間なら誰もがもっていて、そして持て余してしまう「感情」について、その仕組みとコントロールの方法を考えていきます。
人間なら誰にでも存在する「感情」
感情は自然に、かつ瞬間的に発生するものであるため、なかなか厄介な代物です。そんなかでも、感情をうまくコントロールしている人もいます。
仕事のパフォーマンスも安定していて、感情による波がない人。そして人間としても、いつも話しかけやすく、それでいて冷静で分析力もあり、でも温かい人。
自分の感情をコントロールできている人には共通点があります。
最初に結論をいってしまいます。それらの人の共通するのは、「自分のココロの仕組みを知っている」ことです。
これだけでは、いまひとつ理解できない方もいるでしょう。感情に振り回されずにいる人は、感情を抑え込んでいるわけではありません。出るものは出ます。ただ、どうなるとどのような感情が出るのか、自分の「ココロの仕組み」をよく理解しているのです。
どんなことがあると自分は腹が立つのか、どんなことがあるとはしゃぎ過ぎて調子に乗ってしまうのか、どんなことに出くわすと凹むのかなど、あらかじめ、自分の感情の出る「仕組み」を知っていると、冷静に受け止められるようになるのではないでしょうか。
「あ、わたし、イライラしているぞ」
「あ、こんなこと言われたから、この後、凹むんじゃないかな」
と自分を俯瞰してみる意識が働くのです。こうなると、感情が出ても、その感情に埋没することがなくなります。自分を上から客観的に眺めている意識が残ります。
自分の感情が湧き出る場面を書き出してみる
日々、時事刻々と起きる事象に対して、感情を止めることはできません。もしできたとしても、それでは人間らしく生きられない、無理がかかった状態です。
湧き出る感情は、「あるもの」として受け止め、所構わず噴出する感情に「振り回されない」ことが大切です。
どんなときに自分がイラッとくるのか、怒りを感じるのか、というのを実際の経験を振り返って書き出してみました。自分がイラッとくる時は、大体決まっています。
それから、よくある怒りの場面に近いことが起こりそうになると、「イラッとくるかも」と自分に予告サイレンを鳴らせるようになりました。この結果、自分自身の感情に、自分の心を支配されることがなくなりました。
周囲の人にいっときの感情をぶつけて嫌な思いを撒き散らすことが減るのはもちろん、一番よかったのは、自分の主体的な意識を保ちやすくなったことです。
以前、「許せない」と思うことがあった日、夜になってもそれを思い出してしまい、食事をしていた親友にその話をしたことがあります。彼女は「その嫌な人に、こんな時間まで支配されているんだね」と言いました。
この言葉はとても印象的で、わたしの中に刺さりました。
「許せない」と思う人に大切な自分の時間を支配されているなんて、そんな嫌なことはあるでしょうか。
感情が強く出ると、一番バランスを崩すのは、自分自身です。
強い感情に支配されると、自分自身が疲弊します。その後の仕事のパフォーマンスも下がりますし、なんといっても貴重な人生の時間を、嫌な人に献上ことになってしまいます。それはとてももったいない生き方です。
感情が出る「仕組み」を理解するとココロを制御しやすくなる
自分の感情が出る「仕組み」を理解しておくと、予測ができ俯瞰する意識を失わずにいられます。このことが自分の内面の平穏にもとても役に立ちます。
仕組みを知っていれば、制御しやすい。自分の感情のスイッチがどこにあるのかを観察してみてはどうでしょう。
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こちらの記事の監修医師
大澤 弘子
日本テレビでプロデューサー歴25年。各界の著名人を取材し、誰しも「自分の軸」に気づいて殻を破る転換点があると知って感動。史上初のNHKとの共同制作実現、タレントと視聴者が「ワーキングマザー」として交流するサークルなど、TV番組の枠を越えた取り組みを推進。2016年、慶應義塾大学大学院SDM研究室・前野隆司教授に学び「最大の成果を出すチームに共通する力」を導く。2019年「日テレHR」スタート。上場企業の人材育成に従事。2020年には全国170,000人の人事パーソンが選ぶ「HRアワード」受賞。サラリーマンこそ「キャリアビルディング」意識が必要と考え、人材育成コンサル・研修・個別コーチングも多数。
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