最終更新日:2021年7月21日
「気づき」と「ひらめき」について知っておきたいこと
こちらの記事の監修医師
金子 晶美

(画像=memyjo/stock.adobe.com)それまで見落としていたことや問題点をハッと認識する「気づき」や、ふとした瞬間にいいアイデアが降ってくる「ひらめき」。社会人にとっての大事な学習である「気づき」と「ひらめき」について、脳科学に基づいたアドバイスをまとめました。
大人の勉強は「気づき」
子どもさんが「大人になると勉強をしなくていい」と言うのを、聞くときがありますが、勉強は学生だけがするものではありません。一生勉強です。
確かに、大人になると資格試験など以外に「会社ドリル」「会社過去問」があるわけでもないので、勉強をしなくていいように感じますが、社会人になっても「勉強をする」「勉強をしない」が結果、人生の差になっていきます。
大人の勉強は「気付き」です。気付きとは何でしょうか。例えば、goo国語辞書では「それまで見落としていたことや問題点に気づくこと」となっています。
ビジネスパーソンであれば「研修」「セミナー」のあと「気づきを書いてください」と言われた経験があると思います。「面倒くさいから」と言って、テキトーに書いて提出していませんか?研修やセミナーの中身以上に大切なのが、まさに個々の「気づき」です。
また、「気づき」は、研修やセミナーの中にだけあるわけではなく、日常の中にも多くの気づきがあります。
しかし、残念ながら、中には気が付かない方がいます。なぜ、気が付く方と、気が付かない方がいるのかというと、普段から意識していることが違うからです。
日頃から問題意識を持っていて初めて「気づき」が得られます。まず、問題意識を持つことでRAS(網様体賦活系)が働き、必要な情報をキャッチしようとします。この網にかからなければ、どんな必要な情報も脳はスルーしてしまいます。
気づきは一発学習
気が付く瞬間「あっ、そうか」となる、この瞬間の脳のメカニズムは、一度気がつけば、二度と忘れることがないので、「一発」で完結する「学習」です。気づきは、繰り返し学習がいらない「一発学習」なのです。
一発学習に関する研究によると「そうか!」と閃いた瞬間、脳の中では短い時間、神経細胞が一斉に活動し、その活動の結果、神経細胞の間の結合が強められ、一瞬で学習が完結するのだそうです。脳では、こんなに凄い現象が起きているのです。
そして、気づきを行動に移していくことで自己成長につながる。これが大人の勉強です。
「ひらめき」の捕まえ方
気づきと違い、突然やってくるのが「ひらめき」です。「気づき」は受動的ですが、「ひらめき」は突然やってくるアイデアです。そのスピードは0.1秒。0.1秒で神経細胞が同時発火する現象がひらめきです。つまり、火花のような、一瞬で消えてしまうものです。
ひらめきは、なんの脈絡もないところで「あっ」とひらめきますよね。そのときの状況と全く関係がない、脈絡もないものが長い時間脳内にあったら、脳は混乱してしまいます。だから、一瞬だけです。ピカッと閃くのです。
ひらめきを生む「3B」
人はどんな状況でひらめくのか。ドイツの心理学者、ゲシュタルト心理学の創始者、ヴォルフガング・ケーラー氏(1887?1967)は「過去の偉大な発見は、3Bの環境でなされた」と述べています。3Bはこちら。
- Bath(風呂、トイレ)
- Bus(バス)
- Bed(ベッド)
つまり、脳がリラックスしたときにひらめきが起こりやすいということです。
勝負は30秒
ひらめきをしっかり捕まえるには、とっさのメモが必要。万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチはメモ魔だったそうです。膨大なメモが残されています。
私は3B+ウォーキングの時にひらめくので、スマートフォンの録音機能を利用しています。携帯で通話しているように話せば、怪しくありません。最近は、お風呂で使えるメモやペンも販売されています。
ひらめいた内容を覚えていられるのは、30秒ほどです。この30秒で、ひらめきをしっかり捕まえてくださいね。
脳は時間を空けると「不快」と判断
「気づき」も「ひらめき」も行動しなければ、結果を生み出しません。ポイントは、すぐに動くことです。
脳の仕組みからいうと、やるべき事に対して時間を空けてしまうと、脳は「不快」と判断します。その結果、行動に移さなくなってしまいます。読みたい本を購入しても、少し間をあけてしまうと、読まなくなる経験はありませんか?間をあけてしまうと、行動に移せなくなってしまうので、すぐに行動してください。
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こちらの記事の監修医師
金子 晶美
ポジティブライフ研究所代表、「最強ブレインメンタルプログラム」主宰。ブレインメンタルコーチ、ビジネスコーチ、ポジティブライフコーチ、JADA協会 スーパーブレイントレーニング1級コーチ。
30年間のビジネスパーソンのとしてマネジメント、人財育成の経験。9年間で約3万件の相談実績。「脳の仕組みを知らないという理由で夢を諦める人をゼロにする」をモットーに、セミナーやコンサルティングを中心に活動。「的確なアドバイス」に定評。
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