最終更新日:2021年11月28日
目標達成の「決意」を無駄にしない4つのノウハウ
こちらの記事の監修医師
大澤 弘子
達成したいと思う目標を達成できる人とできない人、何がその違いの「カギ」を握っているのでしょうか。目標達成に必要な「決意」と「ノウハウ」について、企業の人材育成を支援する、日テレHR代表の大澤弘子さんが解説します。
まずは「決意」が必要
まず必要なのが決意です。「絶対にやりたい!」「何がなんでも達成するのだ!」と強く思うことが重要です。これがないと始まりません。そしてこの強い願望が持続するためには、自分の中に確固たる理由があることが重要です。
「XXXだからこうしたい」「XXXだから絶対にこうなりたい」確固たる理由がある。しかし、これは実は、何かを始める前の段階では、誰しもが強く持っているものです。英語の勉強、ヨガのレッスン、ランニング、簿記の勉強。実現したいことは人ぞれぞれですが、始める前には「絶対にこうしたい」と決意してスタートする人がほとんどだと思います。
仕事で必要だったり、新しいスキルを身につけて人材としての自分の価値をあげたかったり、どうしても立ち上げたい個人事業があったり、仲間の役に立ちたかったり、人間ドックで見過ごせない悪い結果が出て健康に目覚めたり。
「やろう」と思い立った時は、誰しもそれなりに強い意志を持っていることが多いと思います。でも、達成する前に挫折する人、しっかり目標達成まで走り切れる人の2種類が出てきます。途中で道が分かれるんですね。
それを分けるのはノウハウです。
目標達成ノウハウの4つの要素
「ノウハウ」というと「やり方」「How to」というイメージが強いかもしれませんが、それは「狭義」のノウハウです。広義の「ノウハウ」には、次の4つの要素があります。
(1)方法論を知るノウハウ
これは「狭義」のノウハウに近いものです。どうやってやればいいのか、願望を現実にするための「方法論」を知るための力と言い換えられるものです。「知識」と言ってもいいかもしれません。
本を読む、セミナーを受講する、自分で学習するなど「知る」ためにもさまざまな方法がありますが、もっとも良いのは、自分が願う結果を既に出している人がどうやったのかを知って徹底的に真似する方法です。TTP=徹底的にパクるという言葉もありますからね。
自己流で成功にたどり着くのは素晴らしいことですが、時間がかかるリスクがあります。世の中の変化が早い現代では、トライ&エラーをコツコツ繰り返しているうちに、前提となるビジネスの環境そのものが激変してしまったり、ベンチマークにしていた会社が急に業態変更したり、倒産したりすることもあり得ます。
このような社会では、最も良いとされる方法がどんどん変化していきます。語学の習得方法などについては、30年前の学習方法と今では大きく変化が起きていますが典型的な事例だと思います。今まさに成果が出ている人がとった方法を詳細に知る「ノウハウ」がまず不可欠です。
そのための具体策としては
- 成果を出した人をネットで調べる
- その人のオンラインコミュニティで学ぶ
- 知人のツテを頼って直接ヒアリングする
- その人の書いた記事や本を読む
- その人のYouTubeの動画を探す
などが挙げられます。情報が溢れる現代にあって、誰の話を信じるかは、自分の願望を達成できるかどうかを方向づける一つの大きなファクターです。誰をトレースするのか、自分の本当の願望にあった人を注意深く選びましょう。
(2)時間を確保するノウハウ
何か達成しようと思ったら、日常の時間の使い方を変えて、達成したいことのために使える時間を捻出する必要があります。気持ちだけ「決意」を固めていても、時間を確保できないと「行動」が起こせません。
- 朝食前に15分英語の勉強をする
- 入浴後10分ストレッチを集中して行う
- 1日1時間は出版に向けて書いたり読んだりする
など、それぞれの「達成したいこと」に向けて、活動するための時間を確保しましょう。
習慣になりやすいのは、毎日やっている行動にくっつけて、新たな行動を入れ込むことです。歯磨きをしたらストレッチする、ゴハンの前に英語を聞くといった感じです。毎日やる行動に紐付けて行うと新しい行動が習慣化しやすくなります。
そして、その時間を作るために、朝15分早く起きる、そのために15分早く寝るというように「生活習慣」を変える必要があるかもしれませんね。これまでなんとなくYouTubeをみてゴロゴロしていたリラックスタイムを少し削って15分早く就寝することによって朝の15分を作り出すなどです。1日は24時間。これを増やすことは誰にもできません。どこかを整理して、新たな行動を入れる時間を確保するための「ノウハウ」が必要です。
(3)期間を覚悟するノウハウ
これまでの自分がつくってきたカラダの状態を改善したり、苦手だなあと感じている英語の力をつけていくためには一定の「期間」が必要です。何事も一朝一夕にはなりません。張り切ってはじめて、最初に変化を感じられるまでには一定の期間がかかることを予め覚悟しておきましょう。
ヨガを始めた人のうち、離脱が最も多いのは最初の3か月です。実はこの3か月、これまでのカラダの使い方の癖が抜けず、トライするポーズはどれもが痛みを伴います。痛いし辛いし「無理だ」と感じてしまう期間なのです。
でも、自覚ができなくてもカラダは確実に一歩一歩変化し始めています。それを信じて続けていくと、ある時からヨガ後の体調が良いこと、肩こりや腰痛が出にくくなっていること、睡眠が深まっていて朝の目覚めがスッキリしていることなどに気づけます。この「気づき」までたどり着くと、「達成」へ向けての継続力が一気に高まります。
なんでも最初は「これでいいのかなあ」「(自分には)向いてないのかもしれない」「全然、効果を感じない」「こんなことで本当に進んでいるのかなあ」という疑念が湧くものです。それをあらかじめ覚悟しておきましょう。そして案の定、そんな気持ちが湧いてきたら「キタキタ」と思って脇におき、まずはやってみる3か月をやり切りましょう。そのために一定期間はやると「覚悟」しておくノウハウが必要なのです。
(4)テンションを高く保つノウハウ
自分をコントロールするノウハウです。決意して始めるときが最も熱量が高いわけですが、そのテンションを維持することができる人は多くはありません。何かを「達成」するためには、自分のテンションを最初に負けないくらい高く保つノウハウが必要です。
楽しいと思った気持ち、何のためにやろうと思ったのかという情熱を忘れないことがカギになります。でも、人間は忘れてしまうんですよね。心変わりしてしまうのです。そこで必要になるのが、自分を「アゲる」ノウハウです。
毎朝15分英語を聞くことに対する情熱が下がり始めたら、別のことで自分のご機嫌をとりましょう。
- これが終わったらX X Xを食べる
- 3ヶ月続けることができたら、あのバッグを自分にプレゼントする
- アガる音楽を大音量のヘッドホンで聴く
- 大好きな人の動画を見てハッピーな気持ちになる
実は、わたしたちの脳は、結構ダマされやすい面があります。やる気に満ち溢れ、何かを「達成」した時の自分を想像してワクワクしているときと同じ脳の状態は、別の刺激によって作り出すことができます。ワクワクすることであればいいのです。
目の前の英語のテキストを開く情熱が落ちてきたら、別のことでワクワクを自分に与える。これができると脳が、忘れていた「やる気」を思い出しエネルギーを取り戻します。
好きなアーティストの動画を見ることと、英語を流暢に操る自分になることとは、全く別ですが、脳にとっては同じような状態。まとめて言えば「ワクワク脳」状態。だから、消えかけている「英語を操る自分になる」ワクワク感が、好きなアーティストの動画によるワクワク感で、蘇ることがあるのです。
手段はなんでも良いので、とにかく「ワクワク脳」の状態をつくること。これによって、本当に「達成」したいことをやるエネルギーを取り戻すことができます。普段から自分をワクワク脳にするための方法をいくつか持っておくと、テンションを維持しやすくなりますね。
まとめ
「やろう!」と思う決意と、それを正しい行動に移し、継続するための4つのノウハウ。これが揃うと、達成する確率は大幅に上がります。願望の実現へ向けて一緒にがんばりましょう。
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こちらの記事の監修医師
大澤 弘子
国家資格キャリアコンサルタント 日本青少年育成協会認定教育コーチ(中級)
日本テレビでプロデューサー歴25年。各界の著名人を取材し、誰しも「自分の軸」に気づいて殻を破る転換点があると知って感動。史上初のNHKとの共同制作実現、タレントと視聴者が「ワーキングマザー」として交流するサークルなど、TV番組の枠を越えた取り組みを推進。2016年、慶應義塾大学大学院SDM研究室・前野隆司教授に学び「最大の成果を出すチームに共通する力」を導く。2019年「日テレHR」スタート。上場企業の人材育成に従事。2020年には全国170,000人の人事パーソンが選ぶ「HRアワード」受賞。サラリーマンこそ「キャリアビルディング」意識が必要と考え、人材育成コンサル・研修・個別コーチングも多数。
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