最終更新日:2021年6月8日
脳科学で目標を達成する!壁にぶち当たった時にとるべき3つの突破方法
こちらの記事の監修医師
金子 晶美

(画像=Sergey Nivens/stock.adobe.com)著者:金子晶美
夢や目標にむかって努力するとき、壁にぶち当たったことがある方は多いでしょう。壁のない目標は、たいしたものではありません。なぜなら大抵の夢や目標は、“今の自分の能力”を無視したものであり、自己成長を伴う成果を設定しているからです。では、この壁に対して、私たちはどのような行動をとるべきなのでしょうか?脳科学の視点から考えていきましょう。
目次
夢や目標の動機が“自分のため”だけでは限界が早い
夢や目標の動機は“自分のため”でかまいません。「お金を稼ぎたい」「成功して、周囲からすごいと言われたい」「あいつを見返してやりたい」。このくらいのほうが、目標達成の一歩を踏み出す“原動力”となります。これは悪いことではありません。
しかしスタート時にどんなにエネルギーがあっても、目標達成に向かっていくと必ず立ちはだかるのが「壁」です。
少しでも上手くいかなくなると、「忙しい」「あとでやろう」と考えはじめ、最後には「自分には向いてなかった」と、そのままフェードアウトしてしまう……誰でも、1度はこういった経験があるのではないでしょうか。
そのとき、自分は心が弱い、意思が弱いのだと精神論で終わらせていませんでしたか?
脳は、楽(ラク)をしたがる
脳はもともと、安心や安定、楽(ラク)することを好みます。何かを「がんばろう」というときも、油断をしていると脳は“できない理由”をこれでもかと出してきます。
脳の仕組みを知らないでいると、その“できない理由”を、あたかも自分が考えているような錯覚になり、脳にまんまとひっぱられて、その結果、あきらめてしまっているのです。
“自分のため”だけの夢や目標は、なぜ壁にぶち当たってしまうのかというと、辛いと思ったら自分が辞めてしまえばいいだけなので、簡単に終わらせてしまえるからです。
そこで、壁を突破する方法について考えていきましょう。
壁の突破方法1.“誰かのため”が乗り越える力になる
例えば、アスリートがインタビューで「家族やお世話になった方、応援してくれるみなさんのためにがんばることができました」とコメントしているのを聞いたことがありませんか。
この“誰かのため“が、壁を乗り越える力になります。この「誰か」に大きい小さいはありません。
- 親が、子どものために頑張れる
- アスリートが、応援してくれる人のために頑張れる
- (自分が、)喜んでくれるお客さまのために頑張れる
など、「目標を達成したときに一番誰に喜んでもらいたいか?」と、喜んでもらいたい人がいることが大切です。
“誰かのため”は幸福ホルモンを分泌させる。
“誰かのため”という原動力は、私たち全員が持っている力です。
道徳的なことのようですが、相手を思うとき、脳科学的にもオキシトシンやセロトニンといった、幸福ホルモンを分泌することがわかっています。
この幸福ホルモンを分泌させ利用して、壁を乗り越える力にするのです。夢や目標に向かって進むとき、自分以外の誰のためになるかを考えてみるとよいでしょう。
壁の突破方法2. 他者が喜んでくれる姿を見ると、やる気になる脳の仕組み
アスリートのインタビューでは、次のようなこともよく言われます。
「ファンの皆さんが喜んでいる姿をみると嬉しくなりますし、『ありがとう』と言われると、苦しくてもがんばろうという気持ちになります」
まさに、これは脳の仕組みです。私たちは、自分の行動で誰かが喜でいる姿を見ると嬉しくなり、「ありがとう」と言われると、あきらめない力になり、やる気が出てきます。
ビジネスでも、お客様が喜ぶと嬉しくなり、ありがとうと言われると「もっと頑張ろう!」と思うものです。筆者もビジネスパーソン時代に、この仕組みにお世話になりましたし、現在も助けられている脳の仕組みです。そして多くの方が、この仕組みを無意識に使っているのではないかと思います。
ぶち当たる壁の対策として、自分が目標を達成したら誰が喜んでくれるのか、なぜその人を喜ばせたいのかも含めて書き出してみましょう。
無意識に漠然と思うのではなく、意識的に書き出すことで壁を突破する力にしていきましょう。
壁の突破方法3. 危機管理を徹底する
壁を突破できない原因として、「不測の事態」に心が折れてしまったという経験はありませんか?
夢や目標を達成した自分は、今の自分よりも間違いなく成長しています。どのような成長にも失敗はつきものです。つまり夢や目標に向かって努力するとき、思いどおりにいかない=失敗するのは当たり前ということです。
「思いどおりにいかない」ということがわかっているのですから、何につまずくかを事前に洗い出して、分析と対策をしておけばいいのです。
夢や目標、環境によって、時間やお金、家族の問題などさまざまな「不測の事態」が考えられるはずです。それを洗い出すには、夢や目標を達成したイメージが非常に重要になってきます。
例えば、ラーメンをつくるとき、食べたいラーメンが具体的にイメージできれば、手元に何があって何が足りないかわかります。半熟卵作りが苦手でも、それが必要と考えれば代替品を用意するなどあらかじめ工夫することができます。
ネガティブ思考も実は役に立つ
不測の事態や危機管理のために、夢や目標の壁になりそうな問題点を考えるわけですが、ここでネガティブ思考の出番です。
ネガティブ思考の出番はここしかありません。
松下幸之助氏はじめ、多くの成功者は心配性だったと言います。心配性だからこそ、問題点が見えてきます。危機管理の面では、ポジティブ思考のほうがリスクになります。ですから、「自分は、ネガティブ思考だ」と思っている方のほうが、成功する可能性が高いです。
マイナスな考え方で「~だからできない」「~しないと失敗する」など、考えられるすべての上手くいかない要因を書き出していくとよいでしょう。
ここで注意したいのは、「分析」「改善策」まで必ず考えるということです。上手くいかない要因を書き出しただけでは、脳内で“できない理由”になってしまうだけです。
夢や目標にむかうときは、この3つの突破方法についても一緒に考えていくことが大切です。夢や目標を途中であきらめないためにも、壁の対策を実践してみてください。
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こちらの記事の監修医師
金子 晶美
ポジティブライフ研究所代表、「最強ブレインメンタルプログラム」主宰。ブレインメンタルコーチ、ビジネスコーチ、ポジティブライフコーチ、JADA協会 スーパーブレイントレーニング1級コーチ。
30年間のビジネスパーソンのとしてマネジメント、人財育成の経験。9年間で約3万件の相談実績。「脳の仕組みを知らないという理由で夢を諦める人をゼロにする」をモットーに、セミナーやコンサルティングを中心に活動。「的確なアドバイス」に定評。
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