最終更新日:2021年11月25日
知っておきたい!子どもの”息が苦しいサイン”―かぜやぜんそくのお子さんの保護者の方へ
こちらの記事の監修医師
すずきこどもクリニック
鈴木 幹啓
小さな子どもはかぜから肺炎になって呼吸がしづらくなることがあります。また、ぜんそくの子どもはかぜを引いたりほこりを吸い込むことで呼吸状態が悪くなることがあります。病院を受診すべき”息が苦しいサイン”について説明します。
呼吸状態は服を脱がせてチェックする
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咳により呼吸に問題が生じた場合、酸素を体に取り入れられず苦しく感じ、悪化すると死に至ることもあります。大人は自分の体の変化に気付いても、小さな子どもは気付くことができなかったり、苦しい状態をうまく言葉で伝えられないことがあるので、子どもの変化に大人が気づくことが大切です。
小さな子どもは、服を着た状態では呼吸状態がわかりにくいため、服を脱がせ、胸の動きなどから呼吸の仕方を確認することが必要です。
息が苦しいサイン―こんなときは受診を!
・呼吸が早く、明らかにハーハーしている(発熱でも呼吸は少し早くなります)
・ 呼吸のたびにゼーゼー音が聞こえる
・“変な咳”をしている(「犬が吠える」“「オットセイが鳴く」と表現される、普段と異なる咳は、クループの可能性があります)
・呼吸のたびに鼻穴が大きく広がり、うなずくように頭が上下する(特に乳幼児)
・息を吸うたびに鎖骨の上、胸鎖乳突筋(首から鎖骨につながる筋肉)のまわりや肋骨のまわりがへこみ、骨や筋肉が浮き出る
・息を吸うたびにお腹が大きく膨らむ
・顔色が悪い
・唇が青い
・元気がない
・いつもと違ってゴロゴロ横になってばかりいる
・呼吸が苦しく横になれず、座ったままの状態でいる
子どもの呼吸は変化しやすい
初めて見ただけでは息苦しいサインが出ているかわかりにくいこともあるので、普段から元気な時の呼吸の様子を確認しておくと良いでしょう。
また、子どもの呼吸状態は変化しやすく、朝は問題なくても夕方には悪くなることもあるので、せき込んでいる時は朝、昼、晩、と呼吸状態を確認しましょう。
子どもが咳をしていたら、服を持ち上げて呼吸状態を確認してみてください。
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こちらの記事の監修医師
すずきこどもクリニック
鈴木 幹啓
【経歴】自治医科大学卒業
三重大学小児科入局
三重県立総合医療センター(小児一般病棟、新生児集中治療室、小児救急を担当)
国立病院機構三重中央医療センター(新生児集中治療室を担当)
国立病院機構三重病院 (小児急性期病棟、アレルギー・糖尿病・腎臓病慢性期病棟、重症心身障害児病棟を担当)
山田赤十字病院(小児一般病棟、新生児集中治療室、小児救急を担当)
紀南病院(小児科医長)
平成22年5月、新宮市に「すずきこどもクリニック」を開院
2020年10月、株式会社オンラインドクター.comを設立。CEOに就任
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