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麻疹の合併症は予想以上に深刻――専門家が警告 ワクチン拒否で再流行に懸念【イシャチョク】

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最終更新日:2021年2月15日

麻疹の合併症は予想以上に深刻――専門家が警告 ワクチン拒否で再流行に懸念

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マルタ共和国・メーター・デイ病院内科・感染症部門のThelma Xerri氏らは、麻疹(はしか)の深刻な合併症として、肝炎や虫垂炎、ウイルス性髄膜炎などを起こした症例を2月17日付の「BMJ Case Reports」オンライン版で報告した。麻疹の合併症は予想以上に深刻だとして、予防接種の対策を強化すべきだと述べた。

麻疹の感染力はきわめて強く、空気感染によって拡大するが、ワクチン接種により免疫を獲得すれば確実に予防可能な疾患である。しかし、この数十年間でワクチンへの不安を煽る流言が流布し、予防接種を拒否する人が増加したことで、再び麻疹が猛威を振るっている。

米国では2000年の麻疹の撲滅宣言以降にワクチン反対運動が拡大し、麻疹の報告例が増加している。米国疾病対策センター(CDC)によると、2019年の麻疹の報告例は約1,300症例に上り、1992年以来最大の数字を記録した。

著者らは、麻疹による重篤な合併症を発症した3症例を報告した。1例目は小児期にワクチンを1回のみ接種した若年男性で、合併症として肝炎を発症した。2例目は、合併症として虫垂炎を発症した若い女性。3例目は、目のかすみと重度の頭痛があり、麻疹によるウイルス性髄膜炎と診断された中年男性。3例はすべて適切な治療を受け回復し、長期にわたる健康上の問題は認められていない。

著者らの報告で示されたように、麻疹は再び人類の脅威となる危険がある。麻疹の症状は、主に発熱や咳、目の充血、全身性の発疹だが、著者らは麻疹が免疫系を抑制し、全身の器官で合併症が起こることが認められたと指摘、麻疹を発症した人の約3分の1で1つ以上の合併症が起こっているとみられる、と述べた。

麻疹の合併症には、肺炎やけいれん、脳脊髄炎のほか、SSPE(亜急性硬化性全脳炎)などがある。

2017年の麻疹による死亡は世界で11万人であり、そのほとんどが幼い子どもであった。

KARADAs編集部
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