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脂肪肝【イシャチョク】

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最終更新日:2021年10月6日

しぼうかん脂肪肝

脂肪肝

まとめ

脂肪肝は中性脂肪が肝臓に溜まり発症する。アルコールの過剰摂取、肥満、生活習慣病を原因として発症する。アルコールを原因とする脂肪肝をアルコール性脂肪肝、アルコール以外の脂肪肝を非アルコール性脂肪肝という。脂肪肝の定義は、肝細胞全体の30%が脂肪となった場合である。治療には生活習慣や肥満の改善が重要である。進行すると肝臓が線維化して慢性肝炎となり、肝硬変や肝臓がんを発症することがある。肝臓は再生能力に優れた臓器で、一部がダメージを受けても残りの細胞が機能を維持するため、痛みなどの自覚症状が現れず、異常があっても気づきにくい。そのため、疾患の発見時には病状が進行していることが多い。

この病気の原因

肝臓は脂質を脂肪酸・糖質をブドウ糖に分解し、中性脂肪にする。摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが釣り合えば問題はないが、脂質・糖質の過剰摂取や運動不足などで消費エネルギーとのバランスが崩れると消費できなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪やグリコーゲンとして肝臓に溜まる。また、アルコールは分解されると中性脂肪に合成されやすい。脂肪肝はアルコールの過剰摂取のみでなく、食べ過ぎを原因として発症することが多い。極端な食事制限を行うと低栄養性脂肪肝になることがある。

主な症状

血液がドロドロになり血流が悪く、全身の細胞に酸素と栄養分が充分に行き届かなくなるため、倦怠感、易疲労感、肩凝り、頭重感といった症状が現れる。脂肪肝が進行すると、腹部の違和感がみられる。

検査/診断の方法

血液検査にて肝機能の状態を調べる。飲酒の習慣の確認、超音波検査やCT検査などの画像診断により、肝臓の大きさや脂肪の蓄積状態を確認する。また、肝炎などの合併症を調べるため、肝臓の一部を採取して顕微鏡で観察する肝生検を行うことがある。肝生検は脂肪肝の発症原因がアルコールであるか、もしくはその他の要因かの判定の際に有用である。

主な治療方法

食べ過ぎを抑え、適度な運動により減量することで、メタボリックシンドロームや肝障害の発症を抑えることが非アルコール性脂肪肝の治療となる。アルコールが発症原因の場合は、禁酒の指導を行う。糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病が原因の場合は、生活習慣の改善や減量を行う。肝臓への脂肪蓄積を予防する薬を用いることもある。

治療後に注意すべき点/予防対策

飲酒の習慣がある人はアルコールの過剰摂取に注意する。糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因となる脂肪分過多の食事や運動不足を避け、栄養バランスのよい食事と適度な運動を行い発症を予防する。脂肪のみではなく糖質の摂取量にも注意する。糖質、とくに果物の果糖は中性脂肪に変化しやすく、摂り過ぎると脂肪肝になりやすい。ストレス、喫煙、紫外線などから発生する活性酸素が発症に影響するため、避けるようにする。脂肪肝は症状が現れにくいため、放置すると肝炎や肝硬変、肝がんに進行するリスクが高い。定期的に健康診断を受け、肝機能の異常がみられた場合は速やかに医療機関で検査・診察を受けるようにする。

治療に適した診療科目

内科 消化器内科 胃腸内科 消化器外科 胃腸外科

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