最終更新日:2021年8月31日
アスリートにも要求されるセルフプロデュース力
こちらの記事の監修医師
中村 順子

(画像=M-Production/stock.adobe.com)政治的な思惑やコロナ禍での開催に賛否の声が開催中の今でさえも繰り返されていますが、毎日アスリート達の戦いには胸を熱くさせられています。ちょうど「野球はアートでバレエはスポーツ?」というコラムを書かせていただいたところでしたので今日はその続編のようなものを書いてみたいと思います。
入江聖奈選手の素敵な笑顔
「女子ボクシングで金メダルを取った入江聖奈選手見ましたか?」これが私の昨日の中学生クラスでの最初の一言でした。何故なら今週はレッスンのときから笑顔で練習しようという課題に取り組んでいたからです。
決勝戦の入場時の映像を見た私は試合前から溢れる彼女の笑顔に圧倒されました。まさにわたしは試合前からノックダウンです。オリンピック決戦という緊張で顔が強張るのが普通の環境の中で笑顔を作れるまでの精神状態に持っていくことがどれほどのものか、そしてそれが通常のルーティンとして練習中から行われていることは舞台出演の時にも共通することなのでよくわかりました。
今大会ではどの競技の選手にも前回のオリンピックでは感じられなかったメンタル面やフィジカル面での強さが増しているのを感じています。
選手自体の体格が欧米選手と見劣りしなくなったことに次いでコーチのレベルが飛躍的に向上しているのではないかと思います。常に世界基準の練習課題をリサーチし、学びとり科学的に分析して選手に取り組ませている。そしてそのコーチングに沿って鍛錬を重ねて来た選手達の頑張り。私にはそこのところが大きいように見えます。
もう何十年も前の話ですが私がバレエの教授法クラスを指導していただいていた中国人の先生がよく日本のバレエを世界に通用できるレベルにするためにはまず教師のレベルを上げなければといつも仰っていたのを思い出します。
恐らく過去の日本のスポーツ界でも同じようなことがいわれていて、まさにその壁を乗り越えた今季の日本の監督コーチ陣には国際レベルの感覚が宿っているように思いました。
SNSが選手を強くする時代
そして選手達を強くしている理由のもう一つがSNSではないかと私は思っています。オリンピックよりだいぶ前ですがハンドボールの土井レミィ杏利選手の SNSをたまたま見ました。面白い選手だなぁと深く印象に残りました。彼はハンドボールの知名度を上げるためもあってはじめたといっていましたが、その個性は非常にインパクトがあり、えっ日本代表キャプテンなの?と思わずいいねを押してしまう人続出でしょう
そこにはハンドボールを愛していることはもちろん、だからこそ楽しんで練習に励む姿が見え隠れし、応援したくなる要素にあふれています。SNSのすごいところは誰でもがダイレクトに繋がれるということ。
ファンになってくれた人たちからの応援メッセージや励ましはきっと選手たちの心の支えになっていると思います。応援してくれる人がたくさんいるという事実は何よりメンタルに大きな影響を与えていると思います。
体操男子の皆さんも同じようなことをインタビューで答えてらっしゃいました。私はSNSって面白いなという感想を持っていただけでしたがその奥には実はもっと別の意味が隠されていました。
セルフプロデュース力なしでは生き残れない
現在私のバレエスタジオではプロの写真家岡松トモキさんと業務提携を結びバレリーナの写真撮影を行っています。自分の教室の生徒は勿論ですがそこに拘らず、ご希望があればどんな方にも撮影に来ていただいています。
そんななか、ミュンヘンで学び、アントワープのジュニアカンパニーに入団が決まっているバレリーナさんがお越しくださり、プロフィール写真の撮影を行った時に面白い話を耳にしました。
それは「これからのオーディションでは経歴はもちろん重要なのですが、自分は何が得意でどういう人なのか?どういう表現ができてどういう世界観を持っているのか?これを見せられるツールが必要なんです」と言う話です。
わたしは「時代はそんなことになっているのか!」と驚かされました。つまりセルフプロデュース力なしではもはや生き残れなくなる時代がもうそこに来ているのです。
現場ではそんなことも含めて撮影とセレクトの時間を取りましたが、岡松氏自身が作品集も出版するような世界観の想像に長けている方なのでこんな話もちゃんと伝わり、次回はより世界観が出せる屋外での動画撮影なども行うことになっています。
撮影者と演者の間での相合理解の欠如ほど歯痒いものはありません。セルフプロデュースにはチームを組んで取り組む事が必要になってきますのでどんな方と組むかは重要なポイントになると思います。
本当に能力のある人がもし逆境の中にいてもSNSで応援してくれるフォロワーを作り出し応援して頂いて(ときにはクラウドファンディングもあり)世界の頂点を目指すと言う構図はこれまでどのジャンルにもあったある意味理不尽がまかり通っていた部分をくぐり抜ける手段となるかも知れません。
SNSには否定的な見方もありますがうまく活用して時分らしく自分を表現することで現状突破を目指す事も夢ではないかも知れませんね。
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こちらの記事の監修医師
中村 順子
大阪府出身、バレエスクール講師。主宰する熊本県荒尾市のJNダンスクラシックから、コンクール入賞者や海外の一流バレエスクールに留学する優秀な生徒を20年間輩出し続ける。また、バレエ初心者から新体操指導者、フィギュアスケーターまで、各自の生活の中にバレエを取り入れる手伝いをしている。「みんながバレエでhappy」を合言葉に、バレエレッスンのエッセンスを美容と健康に応用し、知的探究の側面から解説・指導している。
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